英国情報システム合同委員会(JISC)が、URLをIDとして利用する認証プロトコル“OpenID”について、普及の程度、セキュリティ脆弱性、今後の英国高等教育/継続教育コミュニティの関わり方について調査した報告書を刊行しています。
この報告書では、自サービスのIDをOpenID対応としているサービス提供者は増えてきているものの、他からOpenIDで利用できるようにしている提供者は依然として少ないこと、セキュリティ脆弱性を多く抱えていることから、今後も継続して様子を見ていくとともに、一定程度の普及後に対応を検討すべきと勧告されています。
Review of Open ID Final Report : JISC
http://www.jisc.ac.uk/Home/publications/publications/openidfinalreport.aspx