「伝統的文化表現」のアクセスと保護に関する図書館の役割を定義する-ALAが会議を開催

民話、シンボル、民謡(フォークソング)、ダンス、儀式、陶磁器、彫刻、織物、編み籠、建築、工芸、楽器の演奏といった「伝統的文化表現(Traditional Cultural Expression;TCE)」のアクセス、保存、保護について、とりわけデジタル環境において、図書館がどのような役割を果たしていくべきかを話し合い、このような資料収集・保存・提供の重要性の認識を広めるための会議“Traditional Cultural Expression Conference”が、2008年11月、米国図書館協会(ALA)ワシントンオフィスの主催で開催されました。この資料・動画が、同会議のウェブサイトで公開されています。TCEとは何か、TCEにとってなぜ図書館が重要なのか、も詳しく説明されています。

Traditional Cultural Expression Conference
Cultural Heritage and Living Culture: Defining The U.S. Library Position on Access and Protection of Traditional Cultural Expression
http://wo.ala.org/tce/