ゲイツ財団、ラトビアの公共図書館発展についてのドキュメンタリー映像を撮影中

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が、ラトビアの公共図書館を訪れ、最近の公共図書館の発展状況、とりわけ新しい技術を用いて人々の生活の改善に役立っていることを紹介するドキュメンタリー映像を撮影していると報じられています。これはラトビア語で「3番目の息子(Trešais tēva dēls;3td)」という名のプロジェクトで、昔話によく出てくる、3人兄弟のうちの最も賢い3番目の息子になぞらえて、公共図書館の役割をアピールするというものです。また同時に、同財団はラトビアの874公共図書館に、無料のブロードバンド・無線インターネットアクセス環境を保証しています。

これは欧州における同種のプログラムのパイロットと位置付けられており、この映像を各国の図書館、図書館関係者に提供し、参考にしてもらおうという主旨のようです。

U.S. film crew makes documentary about Latvian libraries :: The Baltic Course
http://www.baltic-course.com/eng/baltic_news/?doc=1794

3TD: About 3td
http://www.3td.lv/index.php/en/par/
(3tdプロジェクトのウェブサイト)

October 15, 2008付けPeter Scott’s Library Blogの記事
http://xrefer.blogspot.com/2008/10/us-film-crew-makes-documentary-about.html