世界規模の図書館統計の再開に向けて-ユネスコ統計局のパイロット調査報告

ユネスコ統計研究所(UIS)が設立された1999年以前は、ユネスコ統計部が定期的に世界規模で図書館の統計を集約していたのですが、リソース不足などいくつかの理由により、近年はこのような取り組みが行われていませんでした。しかし、情報社会における図書館の役割は何かを把握するためにはデータの集積が不可欠として、国際図書館連盟(IFLA)はこのような取り組みを再開する可能性を探っていました。そして2007年、IFLAと国際標準化機構の支援のもとUISが、カリブ・ラテンアメリカ地域の公共図書館・大学図書館統計を集約し、分析するというパイロット調査を行いました。このパイロット調査のレポートと、調査担当者へのインタビューが、UISのサイトで公開されています。

IFLA/ISO/UNESCO Institute for Statistics
THE 2007 INTERNATIONAL LIBRARY SURVEY
IN LATIN AMERICA AND THE CARRIBEAN
http://www.uis.unesco.org/template/pdf/cscl/IFLArept.pdf

IInitial results from UIS pilot survey on library statistics: UNESCO Institute for Statistics (3.14)
http://www.uis.unesco.org/ev.php?ID=7253_201&ID2=DO_TOPIC

Pilot survey on library statistics: UNESCO Institute for Statistics (3.14)
http://www.uis.unesco.org/ev.php?ID=6970_201&ID2=DO_TOPIC