2008年版子どもと家庭の読書に関する報告書(米国)

子ども向け出版・教育事業などを手がけるScholastic社と消費者トレンドの調査を手がけるYankelovich社は、米国における、子ども(5歳~17歳)とその親の読書に対する意識を調査し、その結果を“2008 Kids & Family Reading Report”として発表しました。この調査に類似の調査が2006年にも一度実施されています。今回の調査から、主に以下のようなことが分かったということです。

・多数の子どもが、楽しみのために読書することが好きだと答えている。
・5歳から17歳までの子どもの4人に1人は楽しみのために読書をしている。
・子ども達はテクノロジーが読書に取って代わるものだとは考えていない。
・回答した子どもの62%が、紙で本を読むことを好むと答えている。
・ほぼ3分の2の子どもがインターネットを通じて、読む経験を伸ばしている。
・親は「読むこと」を子どもが伸ばすべき最も重要なスキルだとみなしている。
・好きな本を見つけられないことが、子どもを読書から遠ざけている。

Scholastic社のニュースリリース
http://www.scholastic.com/aboutscholastic/news/readingreport.htm

Still Wild About Books
– 2008/7/1付けSchool Library Journalの記事
http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6574006.html