総務省情報通信政策研究所、「ブログの実態に関する調査研究」結果を発表

総務省情報通信政策研究所が、2008年1月に実施した日本語ブログの調査結果を発表しています。

この調査では、公表データによる登録者数が上位の20ブログサイトを対象に、クローラーで開設時期・更新の有無等のデータを収集するとともに、ブログ開設経験者に対し、開設・削除時期についてのアンケートも行っています。報告書では、以下のような推計データが挙げられています。

・インターネット上で公開されている国内の日本語ブログ総数は1,690万。記事総数が13億5,000万件、データ総量は42テラバイト。
・このうちテキスト情報は約12テラバイトで、書籍1冊の原稿の情報量(1冊457キロバイトとして換算)の約2,700万冊分に相当。
・毎月40~50万のブログが新規に開設されているが、1か月に1回以上、記事が更新されているブログは300万。この値は、2005年くらいからほぼ横ばいである。
・毎月4,000~5,000万件、1.6テラバイト相当の記事が書き込みされている。この値は、2004年7月頃から急増し、2006年に頂点を迎えている。現在も相変わらず多い。

「ブログの実態に関する調査研究」調査結果
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/seika/houkoku.html#2008I02