Googleが、人々が持つ知の共有を促進するためのプロジェクト“knol”(a unit of knowledgeから命名)を開始していると、公式ブログで報告しています。これは、あらゆる事柄について、誰でも記事を書くことができるような仕組みで、その成果はオンラインでウェブページのように公開されるとのことです。Googleでは「誰がその記事を書いたのかは、読者にとってコンテンツを理解するのに有益である」として、執筆者に焦点を当てる仕組みとするとしています。
なおサンプルとして、不眠症に関するknolの記事の画像が掲載されています。
Encouraging people to contribute knowledge – Official Google Blog
http://googleblog.blogspot.com/2007/12/encouraging-people-to-contribute.html
Google版Wikipedia? 知識共有ツール「knol」をテスト – ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/14/news109.html
参考:
CA1510 (No.278) – オープンコンテンツの百科事典ウィキペディア / 福田亮
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/ca/item.php?itemid=941
Wikipediaのオルタナティブを目ざすオンライン百科事典の試み
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=4435
査読付き学術百科事典“Scholarpedia”
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=2512
Wikipediaのライバル?Citizendiumの準備用Wikiサイト
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=2444