米国情報標準化機構(NISO)が11月に開催した、電子リソースの利用統計データ活用についてのフォーラムの講演資料が公開されています。
COUNTER、SUSHIの動向を中心に、図書館はその利用統計データをどう活かすか、ERMSとの連携について、各システムベンダーの展望について、研究者の情報行動をどう理解するか、引用や評価とどう関連するのか、といった点がテーマとなっています。
また、このフォーラムのフォローアップとして、利用統計データについて議論するための”usagedata wiki”が開設されています。
なお、SUSHIは11月に米国規格協会(ANSI)でも承認され、正式にANSI/NISO Z39.93-2007として規格化されました。
Understanding the Data Around Us: Gathering and Analyzing Usage Data
http://www.niso.org/news/events_workshops/usage07/agenda.html
Library and Scholarly Usage Data Conversation
http://usagedata.pbwiki.com/
NISO SUSHI Standard Gets Approval of American National Standards Institute
http://www.niso.org/news/releases/pr-SUSHI-approved-11-07.html
参考:
SUSHI、NISO規格に
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=4319
電子リソース管理についてのNISOフォーラムの発表資料
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=4408