米国図書館協会(ALA)は、愛国者法のもとで連邦捜査局(FBI)に与えられている、国家安全保障書簡(NSL)による図書館等の機関からの個人情報の入手に係る権限について、正当な根拠に基づかない個人情報収集を規制するよう法改正することを求めていましたが、7月26日に下院に法改正案(H.R.3189)が提出されたのに続き、9月25日に上院でも法改正案(S.2088)が提出されました。いずれも超党派の議員による法案です。
National Security Letters Act Introduced – American Libraries online
http://www.ala.org/ala/alonline/currentnews/newsarchive/2007/august2007/nslact.cfm
Senate Introduces NSL Reform Act – American Libraries online
http://web1.ala.org/ala/alonline/currentnews/newsarchive/2007/september2007/nslreformact.cfm
H.R.3189
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/bdquery/z?d110:h.r.03189:
S.2088
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/bdquery/z?d110:s.02088:
参考:
ALA、米国連邦議会に対し、FBIによる国家安全保障書簡(NSL)の使用に関する法律の改正を要請
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=3825