ハーバード大学がこのほど、青少年と時事ニュースの関係についての調査結果をまとめ、発表しました。この報告書によると、ティーンエイジャーの60%は時事ニュースに無関心とみなすことができ、この数値は同時に調査したほかの世代と比較しても際立っています。インターネットが普及している現在でも、彼らの時事ニュースの情報源はテレビが主で、視聴するのは芸能人の話題などに偏っており、政治的なニュースは敬遠されているそうです。また、新聞はほとんど読まれていません。このような時事ニュースへの無関心は結果的に、世界情勢への誤解を生み、また自国の政治活動を評価する力を鈍らせる可能性がある、と懸念されています。
Most Teens Have Little Interest in Current Events, Newspapers, Study Says – School Library Journal
http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6463350.html
研究報告発表についてのプレスリリース
http://www.ksg.harvard.edu/presspol/carnegie_knight/young_ppl_news_release.doc
Young People and News-A Report from the Joan Shorenstein Center on the Press,Politics and Public Policy
http://www.ksg.harvard.edu/presspol/carnegie_knight/young_news_web.pdf