ミシガン州アナーバーの公共図書館であるAADL(アナーバー地域図書館:Ann Arbor District Library)が、ソーシャルネットワーキングを取り込んだ新しい蔵書検索システムをリリースしました。Social OPACを略して『SOPAC』とよんでいるようです。
『SOPAC』では、アカウントを持った図書館利用者が、書誌データにその資料の評価、ソーシャルタグ、コメントなどをつけることができます。それらの情報を利用した「最近付けられたタグ」、「最近付けられたコメント」などのフィーチャリング機能や、書誌データの一覧表示画面などをみることができます。
このシステム開発を手がけたブライバーグ(John Blyberg:AADLのシステム管理者・主任開発者)のブログに、紹介ビデオが掲載されており、タグ、コメント、評価などの付け方やその管理方法などが、わかりやすく紹介されています。
また、ソースコードも公開されています。
ブライバーグは、「Web2.0のユーザが、商用ソーシャルネットワーキングを利用するように、このOPACのソーシャルネットワーキング機能を使ってくれるか、楽しみにしている」とコメントしています。
SOPACのインターフェース
http://www.aadl.org/catalog
SOPAC紹介ページ:AADL.org Goes Social(紹介ビデオ、ソースコードあり)
http://www.blyberg.net/2007/01/21/aadlorg-goes-social/
#ソースコード [http://www.blyberg.net/downloads/SOPAC_1.0.tar.gz (tar)]
#ビデオ[http://www.blyberg.net/downloads/jblyberg_sopac_1_21_07.mov]