LC、CONSERの目録規則の変更案を発表

米国議会図書館(LC)が、OCLC等と実施している逐次刊行物の共同目録プログラム“CONSER”(Cooperative ONline SERials)向けの目録規則の変更案を発表し、2007年1月29日までの意見募集を行っています。2006年7月に発表された、逐次刊行物のアクセスレベルレコードWG最終報告書を受けてのものということです。

この案によると、

・著者名典拠レコードがすでに存在している個人・団体については、標目ブロックにのみ記録することとし、記述ブロックの責任表示には記録しない
・最初の出版地のみを記録する
・出版年の記録において、巻号は注記の水準とする

といった扱いに変更するとのことです。変更は2段階で行われるとのことで、最初の変更は2007年2月1日に予定されています。

CONSER Standard Record – Cataloging Policy and Support Office
http://www.loc.gov/catdir/cpso/conser.html
Home page of the CONSER Program (Library of Congress)
http://www.loc.gov/acq/conser/

Access Level Record for Serials Pilot Project
http://www.loc.gov/acq/conser/access-level.html

参考:
LC、逐次刊行物のアクセスレベルレコードWG最終報告書を発表
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=1965