米国のニュース誌・U.S.Newsが、2007年版職業紹介として、図書館員(Librarian)も取り上げています。この職業紹介は、米国の団塊世代からの需要やITのユビキタス等の状況を踏まえ、25の”Best Careers”を選定し紹介しているもので、図書館員が、医者、薬剤師、エンジニアなどの職業に並び、名を連ねています。
図書館員の一日の紹介(ただし、実例ではありません)や、「インターネットの時代でも図書館員は時代遅れではなく、むしろ情報の媒介者として、人々が必要な情報を得る手助けをする役割を果たさなければならない。そのために図書館員は、新しい技術に精通し、情報の選択・判断ができなければならない」という米国議会図書館(LC)のビリントン(James Billington)館長のメッセージも掲載されています。
また、生活の質(Quality of Life)については最高ランクのAとなっていますが、求人市場(Job Market)と名声(Prestige)はともにC、平均給与については選定された25の職業の中で下から4番目となっています。
Get-Ahead Careers for 2007- USNews.com
http://www.usnews.com/usnews/biztech/articles/061218/18career.intro.htm
Best Careers 2007(一覧表)- USNews.com
http://www.usnews.com/usnews/biztech/best_careers_2007/careertable.htm
Librarian: Executive Summary – USNews.com
http://www.usnews.com/usnews/biztech/articles/061218/18librarian.summary.htm
December 24, 2006付けPeter Scott’s Library Blogの記事
http://xrefer.blogspot.com/2006/12/librarian-executive-summary.html