英・Emerald社、研究文化に関する調査結果の2022年版を発表

2022年11月3日、英・Emerald社が、研究文化に関する調査“Time for Change”の2022年版の結果を発表しました。

世界各国の1,400人以上の研究者を対象に、研究評価、研究文化、開放性と透明性、コンテンツの形態、出版社の役割に関する認識や経験を調査するものであり、今回で4回目であると述べられています。

発表の中では、オープンリサーチと社会的影響への関心が増加しており、46%の研究者がオープンアクセスやオープンデータセット共有を検討していると回答したと述べられています。また、約5分の1の研究者が身体的・精神的問題を経験していること、研究の質を測る主な指標として、3分の2の研究者が引用やインパクトファクターに頼っていること等が挙げられています。

Emerald announces its 2022 academic culture findings(Emerald Publishing, 2022/11/3)
https://www.emeraldgrouppublishing.com/news-and-press-releases/emerald-announces-its-2022-academic-culture-findings

Time for change(Emerald Publishing)
https://www.emeraldgrouppublishing.com/time-for-change