2022年9月28日、米国公共図書館協会(PLA)が、最近の図書館への脅迫に関する同協会の会長Maria McCauley氏の声明をウェブサイトで掲載しました。
声明では、過去2週間に脅迫を受けて一時閉鎖を余儀なくされた5都市の公共図書館の図書館員が地元当局と協力して事態に対処していることを挙げ、こうしたことによるストレスとサービスの中断は、図書館員と利用者に負担を強いるとしています。
また、米国図書館協会(ALA)の理事会(Executive Board)が、5つの州で短期間に発生した脅迫事件を調査するよう連邦捜査局(FBI)に要請したことに言及し、PLAのリーダーたちはその必要性に同意し、安全やコミュニティへのサービスに対する脅威やその他の問題に直面しているすべての同僚たちとともに立ち向かうとしています。
A Message from PLA President Maria McCauley Regarding Recent Library Threats(PLA,2022/9/28)
https://publiclibrariesonline.org/2022/09/a-message-from-pla-president-maria-mccauley-regarding-recent-library-threats/
参考:
米国図書館協会(ALA)、図書館への脅迫に関して懸念を表明する書簡を連邦捜査局(FBI)に送付
Posted 2022年9月29日
https://current.ndl.go.jp/node/46910
米・ハワイ州全域の公共図書館、「何らかの脅迫」(unspecified threat)のため2022年9月26日が臨時休館に
Posted 2022年9月28日
https://current.ndl.go.jp/node/46896