2022年5月25日、デジタル出版者連盟が、電子書籍データ保存事業「電書連・機関リポジトリ」の稼働を開始したと発表しました。
加盟社の電子書籍データを保存・管理することで、多様な出版文化を維持・継続していくことを目的としています。発表の中で、同連盟は「電書連・機関リポジトリ」を新たに構築して5月からサーバー稼働を開始し、年内中に電子書籍データの投入を開始する予定であると述べています。同リポジトリで保存する電子書籍は、電子書籍販売ウェブサイト「電子文庫パブリ」で有償配信するとしています。
プレスリリース(デジタル出版者連盟)
http://ebpaj.jp/pressrelease
※2022年5月25日付で「電子書籍データ保存事業『電書連・機関リポジトリ』稼働開始へ」が掲載されています。
デジタル出版者連盟(通称:電書連)出版業界団体による電子書籍データ保存事業『電書連・機関リポジトリ』稼働開始へ[PDF:2ページ]
http://ebpaj.jp/cmspage/wp/wp-content/uploads/2022/05/20220525_dpfj_release.pdf
参考:
出版社31社による「日本電子書籍出版社協会」が設立総会を開催
Posted 2010年3月24日
https://current.ndl.go.jp/node/15971
E1594 – 電子書籍を長期保存するために:論点整理
カレントアウェアネス-E No.264 2014.08.07
https://current.ndl.go.jp/e1594