2022年5月23日から8月1日まで、千葉県の大網白里市が、小学生向けの教材作成のため、ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディングを実施しています。
発表の中では、今回の取組の背景について、同市は博物館等の展示施設がないことを踏まえ2018年2月に「大網白里市デジタル博物館」を公開したものの、コンテンツが大人向けに作成されているため、小学生には難しいということが挙げられています。
集まった寄附金は、タブレットPCで活用できる親しみやすい教材の作成を目指し、オンラインコンテンツ作成や専門家による解説執筆、石器や土器の3D資料化等に使用するとあります。
「デジタル博物館×小学校教育 考古資料の教材化プロジェクト」クラウドファンディングの受付について(大網白里市, 2022/5/23)
https://www.city.oamishirasato.lg.jp/0000012258.html
参考:
CA2017 – 動向レビュー:文化機関における3次元計測・記録データの管理・公開の意義と課題 / 野口 淳
カレントアウェアネス No.351 2022年03月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2017