総務省の「ユビキタスネット社会の制度問題検討会」が、「u-Japan政策」の一環として、ユビキタス社会にふさわしい著作権制度の在り方についての報告書を発表しています。
映像コンテンツ等には著作権者が多く関係しており、二次使用の使用許諾が煩雑になっているとして、このような課題に対する一方策として、
著作権法を改正し、関係する権利の所在が明確な著作物については、権利の存続期間を延長する(例:死後50年→死後80年)とともに、
− 対象著作物及び関係する権利者情報に係る登録制度を新設する
− 裁定制度を拡充し、登録された権利者の所在が不明となった場合も対象とする
ことを提案しています。
「ユビキタスネット社会の制度問題検討会報告書」の公表(総務省)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060905_5.html
総務省の検討会、著作者情報の登録制度と著作物の保護期間延長を提案(Internet Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/09/08/13244.html