米国のコミュニティニュースサイト”South Seattle Emerald”の2022年4月9日付の記事で、米・シアトル公共図書館らによる仮想現実(VR)を用いたメンタルヘルス支援プログラムが取り上げられています。
記事では、プログラムの一環として、同館職員と米・ワシントン大学の学生インターンの支援により、シアトル近隣に住む10代の子ども12人によりデザインされたVRゲーム“De-Stress Gardening”等が紹介されています。6か月にわたり、メンタルヘルスについて学び、ワークショップでアイデアを出し合い、デザインのブレインストーミングを行ったと述べられています。
同プログラムの終了に伴い、3月17日、米・シアトル公共図書館は、同館と、ワシントンD.C.公共図書館、米・Fayette公共図書館が共同で、青年期のメンタルヘルスを支援するために、VRを活用したウェブサイト”VRtality.org”を公開したことを発表していました。
発表によると、VRtality.orgでは、図書館や青少年支援団体が、バーチャルリアリティの没入型の特徴を生かしながら、10代の長期的な健康を支援するためのさまざまなツールを提供しています。
SEATTLE PUBLIC LIBRARY HELPS TEENS EXPLORE MENTAL HEALTH WITH VIRTUAL REALITY(South Seattle Emerald, 2022/4/9)
https://southseattleemerald.com/2022/04/09/seattle-public-library-helps-teens-explore-mental-health-with-virtual-reality/
Libraries Launch Tool to Support Teen Mental Health: Virtual Reality Design(Seattle Public Library, 2022/3/17)
https://www.spl.org/about-us/news-releases/libraries-launch-tool-to-support-teen-mental-health-virtual-reality-design
VRtality.org
https://www.vrtality.org/