SPARC Japan、「SPARC Japan活動の振り返りと今後の方向性」を公開:2021年度をもって学術情報流通推進委員会の活動は終了

2022年3月31日、SPARC Japanが、「SPARC Japan活動の振り返りと今後の方向性」の公開を発表しました。

SPARC Japanは、2003年度から2018年度は「国際学術情報流通基盤整備事業」、2019年度から2021年度は「学術情報流通推進委員会」として活動しており、同日、同委員会の活動は2021年度をもって終了すると発表されました。なお、SPARC Japanセミナーといったオープンアクセス・オープンサイエンス等のアドボカシー活動や、arXiv.orgをはじめとした国際イニシアティブとの連携は継続して行うとあります。

「SPARC Japan活動の振り返りと今後の方向性」では、19年間の活動内容、未来へのビジョン、関係者間の対話・議論の場の醸成といった、学術情報流通の利害関係者が取り組むべき今後の方向性がまとめられています。

「SPARC Japan活動の振り返りと今後の方向性」を公開しました。(SPARC Japan , 2022/3/31)
https://www.nii.ac.jp/sparc/2022/03/sparc_japan_38.html

学術情報流通推進委員会の終了について(SPARC Japan , 2022/3/31)
https://www.nii.ac.jp/sparc/2022/03/post_22.html

活動について(SPARC Japan)
https://www.nii.ac.jp/sparc/about/committee/index.html

参考:
SPARC Japan、活動主体の名称変更と、新たな基本方針を発表
Posted 2019年4月16日
https://current.ndl.go.jp/node/38026

E111 – 米SPARC,オープンアクセス運動を展開
カレントアウェアネス-E No.20 2003.08.20
https://current.ndl.go.jp/e111