2022年3月16日、オープンアクセスリポジトリ推進協会（JPCOAR）が、「機関リポジトリ／データリポジトリの運用実態に関するアンケート調査報告書」を公開したと発表しました。
同アンケートは、日本国内における機関リポジトリ／データリポジトリの運用実態を、「リポジトリのグッドプラクティスのためのCOARコミュニティフレームワーク」（COARフレームワーク）を基に把握することを目的として、2022年1月5日から2月7日にかけて実施されました。調査対象は機関リポジトリ／データリポジトリの運用担当者であり、有効回答は205件です。
報告書では、発見可能性、コンテンツの再利用、完全性・真正性、センシティブデータ／プライバシーの取り扱い、保存ポリシー、持続可能性とガバナンス等のリポジトリの特性別の傾向の他、COARフレームワークの活用可能性や改善点等がまとめられています。また、今後の活動として、回答の根拠となる選択肢を踏まえた詳細な分析や継続的データ収集等を挙げています。
2021年度お知らせ（JPCOAR）
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/news/2021
※2022年3月16日付で「「機関リポジトリ／データリポジトリの運用実態に関するアンケート調査報告書」を公開しました」と掲載されています。
機関リポジトリ／データリポジトリの運用実態に関するアンケート調査報告書（JPCOAR）
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/records/2000154
参考：
オープンアクセスリポジトリ推進協会（JPCOAR）、「リポジトリのグッドプラクティスのためのCOARコミュニティフレームワーク」の日本語訳を公開
Posted 2020年12月15日
https://current.ndl.go.jp/node/42771
オープンアクセスリポジトリ推進協会（JPCOAR）、「リポジトリのグッドプラクティスのためのCOARコミュニティフレームワーク」チェックリストver.1を公開
Posted 2021年11月19日
https://current.ndl.go.jp/node/45205
