ベルギー王立図書館(KBR)とルーヴェン・カトリック大学図書館、デジタル化された文化・歴史的資料の共有に関してGoogleと契約を締結

2022年2月25日、ベルギー王立図書館(KBR)とルーヴェン・カトリック大学図書館が、デジタル化資料の共有に関してGoogleと契約を締結したと、同大学図書館のウェブサイトで発表されました。

発表によると、17世紀から18世紀にかけてベルギーのブリュッセルで出版された書籍2万5,000点を含む、両館のデジタル化された歴史的資料8万点以上が対象です。プロジェクトは2022年中に開始されます。

両館によってスキャンされたデジタル画像がGoogleに送られ、テキストを検索できるようデータの整備が行われ、Google Booksや各館の目録で検索・閲覧可能となる予定であると述べています。

KU Leuven Libraries, KBR and Google to put thousands of books and historic documents online(KU Leuven, 2022/2/25)
https://nieuws.kuleuven.be/en/content/2022/ku-leuven-libraries-kbr-and-google-to-put-thousands-of-books-and-historic-documents-online-2

KBR to put thousands of books and historic documents online on Google Books(KBR)
https://www.kbr.be/en/thousands-of-documents-on-google-books/

参考:
Googleによりスキャンされたゲント大学図書館のパブリックドメイン資料がEuropeanaに追加
Posted 2010年9月28日
https://current.ndl.go.jp/node/16871