2022年2月8日、CHORUSが、化学分野のプレプリントサーバーChemRxivと、プレプリントのダッシュボード・サービスの試行に関する1年間の覚書を締結したと発表しました。
発表によると、ChemRxivのダッシュボードを、CHORUSが永続的識別子を利用して構築します。プレプリントと助成機関・データセットを結びつけるものであり、プレプリントと研究成果・研究者・研究資金をつなげることでプレプリントの発見性を支援すると述べています。
また、アクセシビリティに関する情報や主要なメタデータ等も追加するとあります。
CHORUS and ChemRxiv sign MOU to advance discoverability of preprints associated with funded research(CHORUS, 2022/2/8)
https://www.chorusaccess.org/chorus-and-chemrxiv-sign-mou-to-advance-discoverability-of-preprints-associated-with-funded-research/
参考:
化学分野のプレプリントサーバー“ChemRxiv”のベータ版が公開
Posted 2017年8月15日
https://current.ndl.go.jp/node/34512
CHORUS、機能拡張によりCHORUSダッシュボード・サービスでCrossrefの資金助成機関識別子Funder IDを持つ全てのDOIレコードを提供
Posted 2019年11月21日
https://current.ndl.go.jp/node/39562
CA1959 – CHORUSダッシュボード・サービスと千葉大学附属図書館での取り組み / 高橋 菜奈子, 千葉 明子
カレントアウェアネス No.341 2019年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1959