Software Preservation Network、ソフトウェアのメタデータ記述に関するガイドラインのバージョン1.0.0を公開

2022年2月付けで、ソフトウェアへの長期アクセスのための団体Software Preservation Network(SPN)が、“Software Metadata Recommended Format Guide”(SMRF)のバージョン1.0.0を公開しています。

SMRFはSPNのメタデータワーキンググループにより作成された、ソフトウェアのメタデータ記述に関するガイドラインです。2021年7月6日にドラフト版の公開が発表され、8月6日までフィードバックの募集が行われていました。

ガイドラインでは、SPNが推奨するメタデータ項目の要約・定義を行っており、ソフトウェアの概要・流通・責任表示・動作に必要な物・構成要素に関するメタデータ項目について、「必須(Required)」、「推奨(Recommended)」、「任意(Optional)」等を示しつつまとめています。また、同ワーキンググループは定期的にガイドラインの内容を見直すことを予定しており、2022年2月10日時点ではGoogleフォームでコメントの募集を行っています。

Software Metadata Recommended Format Guide (SMRF)(SPN)
https://www.softwarepreservationnetwork.org/smrf-guide/
https://www.softwarepreservationnetwork.org/wp-content/uploads/2022/01/Software_Metadata_Recommended_Format_Guide-1.pdf
※2つ目のリンクがガイドラインの本体[PDF:64ページ]です。

@SoftPresNetwork(Twitter, 2022/2/9)
https://twitter.com/SoftPresNetwork/status/1491075632251682816

参考:
Software Preservation Network、ソフトウェアのメタデータ記述に関するガイドラインのドラフト版を公開:フィードバックを募集中
Posted 2021年7月12日
https://current.ndl.go.jp/node/44406