ソフトウェアへの長期アクセスのための団体Software Preservation Network(SPN)は、2021年7月6日付けのTwitterにおいて、SPNのメタデータワーキンググループが“Software Metadata Recommended Format Guide”(SMRF)を公開したことを発表しています。Googleドキュメント上でドラフト版が公開されており、2021年8月6日までフィードバックを募集しています。
ドラフト版の記載によれば、SMRFはソフトウェアのメタデータ記述に関するガイドラインであり、SPNが推奨するメタデータ項目の要約・定義等を行っています。図書館・博物館・アーカイブ・リポジトリといった異なるコンテクストやシステムでも利用できるよう、適応性の高い(adaptable)内容とすることが意識されています。
@SoftPresNetwork(Twitter, 2021/7/6)
https://twitter.com/SoftPresNetwork/status/1412422194190245909
Software Metadata Recommended Format Guide (SMRF) (July 2021)
https://docs.google.com/document/d/14hawSoQztK7UTXxwDh0zEFMb8ONyS4M5gRZz43uS1-Y/edit
参考:
Software Preservation Network(SPN)、ソフトウェアの保存に関する文献等の情報を集約・整理したオンライン目録を公開
Posted 2020年2月5日
https://current.ndl.go.jp/node/40167
E2314 – 電子情報の保存・管理の標準手法”Oxford Common File Layout”
カレントアウェアネス-E No.400 2020.10.15
https://current.ndl.go.jp/e2314