図書館デザインショーケース2021(米国)(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)が発行するamerican libraries誌の2021年9月/10月号において、利用者のニーズに効果的に対応した革新的で興味深い建築を表彰する“2021 Library Design Showcase”が発表されています。

今回が33回目の発表で、2020年5月1日から2021年4月30日にかけて、新築・改修・拡張された米国・カナダの図書館が対象です。今年選ばれた館は全て新型コロナウイルス感染症のパンデミック下に工事が完成した建物です。

記事では、選ばれた11館の写真が掲載されており、各館の簡単な説明と、建築家、面積、費用などの情報がまとめられています。

選ばれた11館は以下の通りです。

・ボールドウィン公共図書館(ミシガン州バーミンガム)
・シンシナティ・ハミルトン郡公共図書館プライスヒル分館(オハイオ州)
・ノースカロライナ州立大学D. H. Hill Jr.図書館(ローリー)
・イーストバトンルージュ郡図書館リバーセンター分館(ルイジアナ州)
・フェイエットヴィル公共図書館(アーカンソー州)
・Cybrarium(フロリダ州ホームステッド)
・シャーロット郡デイスクールのジョン&クラウディア・ベルク高等学校ラーニングセンター(ノースカロライナ州)
・メリディアン図書館区unBound分館(アイダホ州)
・スミス大学ニールソン図書館(マサチューセッツ州ノーサンプトン)
・ソルトレークシティ公共図書館スプレーグ分館
・エドモントン公共図書館スタンリー・A・ミルナー図書館(アルバータ州)

Eleven libraries recognized in American Libraries’ 2021 Library Design Showcase(ALA, 2021/9/1)
https://www.ala.org/news/press-releases/2021/09/eleven-libraries-recognized-american-libraries-2021-library-design-showcase

2021 Library Design Showcase(american libraries, 2021/9/1)
https://americanlibrariesmagazine.org/2021/09/01/2021-library-design-showcase/

参考:
図書館デザインショーケース2020(米国)(記事紹介)
Posted 2020年9月2日
https://current.ndl.go.jp/node/41890