2021年8月24日、米国のノースカロライナ大学(UNC)図書館が、人種的公平(Racial Equity)に関する理解を深めるために取り組む課題等をまとめた、図書館・文書館向けのシラバス“University Libraries 21-Day Racial Equity Challenge Syllabus”を公開したと発表しました。
1日に1つずつ「個人の人種的アイデンティティ(Personal Racial Identity)」等のテーマが設定されており、全体で21日分あります。各日のページでは、テーマについての説明、取り組む内容がまとめられています。発表によると、包摂性・多様性・公平性・アクセシビリティに関する同館の評議会により、一般向けや他の職業向けの同様の課題演習を参考に作成されました。
University Libraries releases 21-Day Racial Equity Challenge syllabus(UNC University Libraries, 2021/8/24)
https://library.unc.edu/2021/08/21-day-racial-equity-challenge-syllabus/
University Libraries 21-Day Racial Equity Challenge Syllabus [PDF:24ページ]
https://indd.adobe.com/view/bdf6ae66-fcb3-40af-badb-6dd57b28525e
参考:
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、公正・多様性・包摂性(EDI)に関するLibGuideを公開
Posted 2019年6月25日
https://current.ndl.go.jp/node/38437
米国図書館協会(ALA)、公正・多様性・包摂性に関して講演可能な専門家を検索できるデータベース“EDI Speakers Bureau”を公開
Posted 2019年2月13日
https://current.ndl.go.jp/node/37566