saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/06/28)」の結果を発表

2021年6月29日、saveMLAKが、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/06/28)」の結果を発表しました。

同調査は、2021年5月31日にsaveMLAKが結果を公開した第19回調査に続く、第20回目の調査として、6月25日10時から6月28日22時にかけて実施されました。調査対象は、全国の公共図書館等1,729館です。

発表によると、新型コロナウイルス感染症の影響で休館している図書館は26館と、前回調査時点の346館から減っており、入館記録を取っていたのは285館でした。

また、緊急事態宣言の対象となっている沖縄県の図書館では、32館中21館(65.63%)が休館し、まん延防止等重点措置の対象となっている10都道府県(北海道・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県)では、622館中5館(0.81%)が臨時休館していたと述べられています。ウェブページでは「各図書館の状況・取り組み」等についてもまとめられています。

同調査のデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。また、調査の根拠となった図書館や地方公共団体のウェブページの中で、可能なものはInternet ArchiveとArchive todayに保存され、調査時点のページを閲覧できます。

saveMLAK:プレス(saveMLAK)
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9
※2021年6月29日付で、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/06/28)について」が掲載されています。

COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/06/28)について(saveMLAK)
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/20210629

参考:
saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/05/31)」の結果を発表
Posted 2021年6月1日
https://current.ndl.go.jp/node/44111

E2283 – 現在(いま)をアーカイブする:COVID-19図書館動向調査
カレントアウェアネス-E No.395 2020.07.30
https://current.ndl.go.jp/e2283

新型コロナウイルス感染症による都道府県立図書館・政令指定都市立図書館・国立国会図書館への影響(第11報)
Posted 2020年6月8日
https://current.ndl.go.jp/node/41156

新型コロナウイルス感染症による市区町村立図書館への影響:都道府県立図書館が情報提供を実施中
Posted 2020年3月2日
https://current.ndl.go.jp/node/40380