2021年6月21日付で、フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”が、画像検索ツールである“GallicaPix”を紹介する記事をブログに掲載しました。
人工知能、光学文字認識(OCR)、資料の構造を光学的に認識する技術を用いたツールであると述べられています。また、記事では、人や物をはじめとした画像を構成する要素である「コンセプト(Concepts)」や、測色を活用した検索機能による探索方法の他、現在提供されているコーパスとして以下の5つが紹介されています。
・14-18
第一次世界大戦に関するものを中心に、約22万件の多様な画像で構成されています。
・Publicités 14-18
1910年から1920年にかけての広告の画像6万5,000件以上で構成されています。
・Papiers peints et textiles
英国国立公文書館(TNA)とGallicaの連携の成果であり、壁紙や織物の画像3,700件ほどが提供されています。
・Vogue
雑誌“Vogue”のフランス語版の1920年から1940年に刊行された号に掲載された画像で構成されています。
・Zoologie
魚類、哺乳類、昆虫、植物等の画像で構成されています。
GallicaPix, un nouvel outil d’exploration iconographique(Le Blog Gallica, 2021/6/21)
https://gallica.bnf.fr/blog/21062021/gallicapix-un-nouvel-outil-dexploration-iconographique
GallicaPix
https://gallicapix.bnf.fr/
参考:
フランス国立図書館(BnF)の電子図書館“Gallica”、収録コンテンツに含まれる卵の画像を探すイベントを開催
Posted 2020年4月16日
https://current.ndl.go.jp/node/40791