米国のLibrary Journal(LJ)誌(オンライン)が、2021年版の「図書館界を動かした人、揺るがせた人」(Movers & Shakers)として46人の図書館員を発表しています。
米国の図書館界に新しい風を吹き込んだ図書館員たちを選出するもので、アドヴォカシー分野(ADVOCATES)、組織を変えた人(CHANGE AGENTS)、コミュニティを作った人(COMMUNITY BUILDERS)、デジタル開発者(DIGITAL DEVELOPERS)、教育分野(EDUCATORS)、革新者(INNOVATORS)、の6つの分野から選ばれています。
発表では、2021年の“Movers & Shakers”について、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックという、基本的で需要が高いサービスの提供すら「例外的な達成」と見なされうる時期に画期的な仕事を成し遂げた人々である、と称えています。
その上で、パンデミックの最中に“Movers & Shakers”を称えるのは、このような状況でも誰もが優れた結果を出しうる、あるいはそうするのが当たり前だ、と言うためではないと強調しています。“Movers & Shakers”からの学びを通じて他の人々も前進しやすくなる、そのことに目的があるのだと述べています。
@libraryjournalmagazine(Facebook,2021/6/1)
https://www.facebook.com/libraryjournalmagazine/posts/10159362740159182
Welcome to LJ’s 2021 Movers & Shakers(Library Journal)
https://www.libraryjournal.com/?page=movers-and-shakers-2021
参考:
米・Library Journal誌、2019年の「図書館界を動かした人、揺るがせた人」54人を発表
Posted 2019年3月11日
https://current.ndl.go.jp/node/37753
E2141 – LJ誌Movers & Shakersに選出の田中あずささんにインタビュー
カレントアウェアネス-E No.370 2019.06.13
https://current.ndl.go.jp/e2141
E1546 – 図書館界を「動かした人,揺るがせた人」2014年版
カレントアウェアネス-E No.256 2014.03.27
http://current.ndl.go.jp/e1546