米国図書館協会(ALA)、米国の公共図書館の建設・改修に必要な費用の分析結果を発表

2021年5月20日、米国図書館協会(ALA)が、米国の公共図書館の建設・改修に必要な費用の分析結果をまとめた“data brief”を公開しました。

公共図書館の築年数は平均して40年以上であり、築100年を超える館も数百あると述べられています。発表の中で、カリフォルニア州をはじめとした9つの州とワシントンD.C.における公共図書館施設のニーズに関する調査では、施設の建設・改修のために80億ドル以上が必要なことが示されているとしています。

また、同調査の対象地域の人口が米国の総人口に占める割合から、米国全体で320億ドルが必要であると考えられ、現在の公共図書館の財政状況を踏まえると、費用を賄うのに25年以上かかると指摘しています。

America’s aging public library infrastructure requires billions for construction, renovation: New data analysis(ALA, 2021/5/20)
http://www.ala.org/news/press-releases/2021/05/america-s-aging-public-library-infrastructure-requires-billions-0

America’s public libraries need billions of dollars for construction and renovation [PDF:2ページ]
http://www.ala.org/advocacy/sites/ala.org.advocacy/files/content/libfunding/fed/public%20library%20construction%20needs.pdf

参考:
米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、2016会計年度の州図書館行政機関の調査レポートを公開
Posted 2017年12月18日
https://current.ndl.go.jp/node/35184