2021年5月19日、横浜市立大学が、福島県の郡山市との連携事業「こおりやま文学の森資料館所蔵フィルム修復」の調査結果の報告に関して、プレスリリースを掲載しました。
2020年4月15日に同大学と同市の間で締結された協定に基づき、「こおりやま文学の森資料館」が所蔵する2本のフィルムについて、試験的な修復と調査が実施されました。プレスリリースでは、修復されたフィルムに、作家の久米正雄、里見弴、田山花袋の姿が確認できたと述べられています。
今後の事業展開として、修復が完了したフィルムのより詳細な調査、「こおりやま文学の森資料館」での映像の展示・公開等の活用の検討、今回対象外であった10本のフィルムの修復・調査の検討が挙げられています。
また、2021年5月26日に、庄司達也氏(横浜市立大学国際教養学部教授)から郡山市長への同事業の結果報告が、横浜市立大学金沢八景キャンパスと郡山市役所で、ウェブ会議システムを用いて行われます。
文豪 田山花袋の映像を確認 ~横浜市立大学と福島県郡山市の連携事業~ 「こおりやま文学の森資料館所蔵フィルム修復」の調査結果を報告(横浜市立大学, 2021/5/19)
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2021/20210519shoji.html
参考:
郡山市(福島県)、横浜市立大学と「こおりやま文学の森資料館所蔵フィルム修復」に係る協定を締結:久米正雄が撮影したフィルム
Posted 2020年4月16日
https://current.ndl.go.jp/node/40784