2021年6月19日と6月20日に、アート・ドキュメンテーション学会(JADS)等により、2021年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会がオンラインで開催されます。
2日目の学会総会(会員限定)を除き、会員・非会員問わずだれでも参加できます。参加費は、会員・非会員ともに無料であり、事前の申し込みが必要です。また、紙媒体の予稿集は発行されません。
主なプログラムは、以下の通りです。
●1日目:シンポジウム「美術館コレクション検索はどこへ向かうか――日本のプラットフォームの現状と将来像」
・開会挨拶
赤間亮氏(アート・ドキュメンテーション学会 会長)
・シンポジウム趣旨説明
川口雅子氏(国立西洋美術館)
・講演「美術館コレクション情報管理と共通検索可能なプラットフォームへの期待(仮題)」
栗田秀法氏(名古屋大学)
・事例1「文化庁アートプラットフォーム事業〈全国美術館収蔵品サーチ〉」
成相肇氏(東京国立近代美術館)、手錢和加子氏(文化庁アートプラットフォーム事業事務局)
・事例2「ジャパンサーチのつなぎ役としての全国美術館会議の役割」
鴨木年泰氏(東京富士美術館)、徳原直子(国立国会図書館)
・質疑応答・全体討論
コメンテーター:副田一穂氏(愛知県美術館)、石黒礼子氏(金沢21世紀美術館)
●2日目:研究発表会等
・発表1「ソーシャルメディアを利用した収蔵品カテゴリの抽出」
三島大暉氏(宮内庁三の丸尚蔵館)
・発表2「資料インデックスとしての動的映像の可能性」
藤岡洋氏(東京大学東洋文化研究所)
・発表3「教科書編修趣意書を介した学習内容とデジタルコンテンツ接続可能性の検討」
阿児雄之氏(東京国立博物館)、有山裕美子氏(軽井沢風越学園)、江草由佳氏(国立教育政策研究所)、榎本聡氏(日本女子大学)、大井将生氏(東京大学大学院学際情報学府)、高久雅生氏(筑波大学)
・発表4「小島貞二相撲番付コレクションのオンラインデータベース公開と新たな相撲史研究の可能性」
安宅望氏(立命館大学大学院文学研究科文化情報学専修博士課程後期)
・発表5「戦後日本美術の個人アーカイブにおける記録管理――田名網敬一のアトリエ資料を対象として」
福井久美子氏(筑波大学大学院人間総合科学研究群情報学学位プログラム)
・閉会挨拶
古賀崇氏(アート・ドキュメンテーション学会 幹事長)
2021年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会 オンライン開催のお知らせ(JADS)
http://www.jads.org/news/2021/20210619-20.html
参考:
【イベント】2020年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会(6/27-28・オンライン)
Posted 2020年5月18日
https://current.ndl.go.jp/node/40970
E2317 – ジャパンサーチ正式版の機能紹介
カレントアウェアネス-E No.401 2020.10.29
https://current.ndl.go.jp/e2317