中国社会科学院が主催するウェブサイト「中国社会科学網」の2021年1月7日付け記事で、中国の図書館情報学・アーカイブズ学の研究者等により選定された、2020年度の中国図書館情報学・アーカイブズ学界における10大注目テーマ及びその選定理由が紹介されています。
10大注目テーマは以下のとおりです。
・第14次五カ年計画(2021~2025年)時期の図書館情報学・アーカイブズ事業の発展と計画
・「新しい文系学問」(新文科)を背景とした図書館情報学及びアーカイブズ管理学科の開設
・新型コロナウイルス感染症の抑止に向けた情報管理とデータガバナンス
・国家発展のニーズに応じた学術評価の研究
・中国図書館学100年の回顧と展望
・スマート時代における図書館のモデルチェンジ
・「総体国家安全観」の下での情報学の発展
・新たな環境における科学技術情報活動と関連事業
・デジタル・メモリーの構築に向けたアーカイブズの発展と利用
・新たに改訂された档案法(アーカイブズ法)の分析・実行
2020年度中国图情档学界十大学术热点揭晓(中国社会科学網, 2021/1/7)
http://ex.cssn.cn/zx/bwyc/202101/t20210107_5243162.shtml
2020年度中国図書館情報調書学会十大学術ニュースの発表(上海図書館, 2021/1/13)
http://www.library.sh.cn/Web/www/shtsg/2021113/n21203303.html
※中国・上海図書館の「中国図書館だより」に掲載された10大注目テーマの紹介です。「中国図書館だより」は、日本語で中国の図書館事情を紹介するコーナーです。
参考:
中国の档案法が改正:2021年1月1日から施行
Posted 2020年7月6日
https://current.ndl.go.jp/node/41433