2020年10月5日、EBSCO社が、“Serials Price Projection Report 2021”を発表し、2021年の大学・医学図書館向けの学術雑誌の価格上昇の予測値を公表しています。これによると、外国為替レートを考慮しない場合、個別タイトルでは2%から3%の、パッケージでは1%から3%の上昇になると予測されています。
同レポートでは、図書館の予算の課題、電子ジャーナルパッケージ、オープンアクセス(OA)、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による価格設定への影響といった学術情報市場に影響を与えるトピックやトレンドに焦点を当てて市場力学が考察されています。
EBSCO Information Services Releases Serials Price Projection Report for 2021(EBSCO,2020/10/5)
https://www.ebsco.com/news-center/press-releases/ebsco-information-services-releases-serials-price-projection-report-2021
Serials Price Projection Report 2021 [PDF:6ページ]
https://ebsco.acquiadam.com/directdownload.php?ti=39072980&tok=Zyh2ITgEe5eaQ9qUj5CMIgRR
参考:
EBSCO社、2020年の学術雑誌価格上昇の予測値を個別タイトルで5~6%、パッケージで4~5%と発表
Posted 2019年10月7日
https://current.ndl.go.jp/node/39198