米・メジャーリーグベースボール(MLB)、1929年以降の350万点以上のビデオクリップからハイライトシーンの編集・共有等が可能な動画ツール“MLB Film Room”の提供を開始

2020年9月8日、米・メジャーリーグベースボール(MLB)は、数回のクリック操作で過去のベースボールのハイライトシーンの編集・作成やソーシャルメディア等での共有が可能な動画ツール“MLB Film Room”の提供を開始したことを発表しました。

“MLB Film Room”を利用することで、特定の打者が速球に対してホームランを放ったシーン、特定の投手がスライダーで三振を奪ったシーン、過去3年間のワールドシリーズで決着がついたシーンなどをまとめた短編動画の作成が可能となります。

“MLB Film Room”では、MLBウェブサイト上の動画ライブラリに収録され検索可能なビデオクリップを動画編集の素材とすることができます。MLBウェブサイトの動画ライブラリには1929年以降の350万点以上のビデオクリップが収録されており、特に2017年以降については全ての投球シーンに関するビデオクリップが含まれています。

Best way to binge baseball? MLB Film Room(MLB.com,2020/9/8)
https://www.mlb.com/news/mlb-film-room-launch

MLB Film Room
https://www.mlb.com/video/

参考:
NBC、40万時間にのぼるスポーツのビデオをデジタル化へ(米国)
Posted 2013年4月12日
https://current.ndl.go.jp/node/23317

フランス国立図書館(BnF)、スポーツに関するデジタル化プロジェクトを募集中
Posted 2020年6月5日
https://current.ndl.go.jp/node/41144