広島大学、同大学中央図書館に「小林角筆資料室」を設置:角筆文献を集めた世界初の資料室

広島大学広報グループが発行する『広大通信』の第155号(2020年9月4日発行)で、広島大学中央図書館の地下1階に「小林角筆資料室」が設置されたことが紹介されています。

小林角筆資料室は、先端をとがらせた木や竹の筆記具「角筆」による文献を集めた世界初の資料室です。角筆研究の第一人者である同大学の小林芳規名誉教授が、収集した角筆文献293点943冊を広島大学に寄贈したことがきっかけとなって設置されました。同資料室は角筆文献とともに、角筆の実物や、角筆を見えやすく浮かび上がらせるために考案された「角筆スコープ」も所蔵しています。

世界初の角筆資料室を設置. 広大通信. 2020, (155), p. 1.
https://www.hiroshima-u.ac.jp/system/files/149220/広大通信155号.pdf

参考:
広島大学図書館、教科書コレクション画像データベースで全文画像を公開
Posted 2017年2月22日
https://current.ndl.go.jp/node/33514