2022年5月20日、広島大学原爆放射線医科学研究所が、「被爆者スライド標本データベース」の公開を発表しました。
同研究所附属被ばく資料調査解析部が保管している、原子爆弾で被爆した人々の臓器や組織の標本は、関連する資料としては世界で最大規模のものであるとし、その一部を同データベースで提示しているとしています。
データベースの作成には、クラウドファンディング「原爆被爆者の記録を後世へ:標本データベース化プロジェクト」で得られた資金が用いられたとしています。
「被爆者スライド標本データベース」を公開しました(広島大学原爆放射線医科学研究所、2022/5/20)
https://www.hiroshima-u.ac.jp/rbm/news/70706
被爆者スライド標本データベース
https://rbm.hiroshima-u.ac.jp/
参考:
デジタルアーカイブを活用した日米の高校生、市民、被爆者による「日米・高校生平和会議」開催に向け、「ナガサキ・ヒロシマ・アーカイブ」 がクラウドファンディング開始
Posted 2016年5月27日
https://current.ndl.go.jp/node/31684
Google Earthを活用して広島原爆の実態を伝えるデジタルアーカイブ“Hiroshima Archive”が公開
Posted 2011年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/18663
長崎の被爆実態をデジタルアーカイブ化して提供する“Nagasaki Archive”が公開
Posted 2010年8月2日
http://current.ndl.go.jp/node/16590