国立国会図書館(NDL)、2021年1月以降の書誌情報提供サービス変更点を発表:NDLサーチからMARC形式・MARCタグ形式ファイルを提供、Web NDL AuthoritiesとNDLオンラインの連携開始

国立国会図書館(NDL)は2020年7月31日付で、2021年1月以降の書誌情報提供サービスの変更点を発表しました。

2021年1月以降、2020年12月28日をもって終了する国立国会図書館書誌提供サービス(NDL-Bib)に代わるサービスとして、国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)の詳細情報画面からMARC形式・MARCタグ形式のファイルのダウンロードが可能になります。ただし、ダウンロード可能な書誌データはNDL作成のデータに限られます。ファイルのダウンロードが可能な場合には、NDLサーチの詳細情報画面右下の「検索結果を出力」欄に、リンクが表示される予定です。

また、2021年1月以降、国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)と国立国会図書館オンライン(NDLオンライン)が連携し、Web NDL Authoritiesの詳細情報画面の検索リンクボタンから、典拠データとリンクしたNDLオンラインの書誌データを検索することが可能になります。

令和3年1月からの書誌情報提供サービスの変更点について(NDL,2020/7/31)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2020/200731_01.html

参考:
国立国会図書館(NDL)、国立国会図書館書誌提供サービス(NDL-Bib)を2020年12月で終了
Posted 2019年8月6日
https://current.ndl.go.jp/node/38736

国立国会図書館が作成し提供する書誌データがオープンデータ化:2019年4月1日から
Posted 2019年4月1日
https://current.ndl.go.jp/node/37920

E1198 – 「国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス開発版」公開
カレントアウェアネス-E No.197 2011.07.28
https://current.ndl.go.jp/e1198

CA1940 – システムとしての国立国会図書館オンライン / 川瀬直人
カレントアウェアネス No.338 2018年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1940