saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/14)」の結果を発表

2020年5月16日、saveMLAKが「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/14)」の結果を発表しました。

同調査は、5月7日にsaveMLAKが公開した第4弾調査に続く、第5弾の調査として、公共図書館・公民館図書室等1,696館を対象に、5月13日9時から5月14日22時にかけて実施されました。

発表によると、休館している図書館が全体で69%となり、前回調査時点の92%から23ポイント減少するといったサービス再開の動きがあります。また、39県で緊急事態宣言が解除されたことを受け、今後もサービス再開が進むことが予想されます。緊急事態宣言以後の新しいサービスとして、ドライブスルーでの貸出、宅配貸出が紹介されています。他に、開館に向けた動きとして、図書館での感染症対策の発信、図書館職員による選書サービスをはじめとしたサービスの制約下における工夫、定形的案内以外も発信するといった情報発信の取組、学習の場の提供等が取り上げられています。

同調査のデータは、saveMLAKのウェブページからダウンロードができます。また、調査の根拠となった図書館や地方公共団体のウェブページの中で可能なものはInternet Archiveに保存され、調査時点のページを閲覧できます。

COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/14)について(saveMLAK, 2020/5/16)
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/20200516

参考:
saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/06)」の結果を発表
Posted 2020年5月8日
https://current.ndl.go.jp/node/40905

saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/04/23)」の結果を発表
Posted 2020年4月28日
https://current.ndl.go.jp/node/40868

saveMLAK、全国の図書館による新型コロナウイルス感染症への対応に関する調査“covid-19-survey”の結果を公表
Posted 2020年4月22日
https://current.ndl.go.jp/node/40818

株式会社カーリル、新型コロナウイルス感染症による全国の公立図書館への影響の調査結果を発表
Posted 2020年4月10日
https://current.ndl.go.jp/node/40747

新型コロナウイルス感染症による都道府県立図書館・政令指定都市立図書館・国立国会図書館への影響(第10報)
Posted 2020年5月19日
https://current.ndl.go.jp/node/40982

新型コロナウイルス感染症による市区町村立図書館への影響:都道府県立図書館が情報提供を実施中
Posted 2020年3月2日
https://current.ndl.go.jp/node/40380