2020年5月7日、saveMLAKが「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/06)」の結果を発表しました。
同調査は、4月24日にsaveMLAKが公開した第3弾調査に続く、第4弾の調査として、公共図書館・公民館図書室等1,692館を対象に、5月5日9時から5月6日16時にかけて実施されました。
発表によると、休館している図書館が92%となり、前回調査時点の88%から4ポイント増加しています。ゴールデンウィーク明けに一部の図書館では開館を予定しており、今後は地域によって開館状況に大きな差が出ることが予想されるとしています。また、休館中の対応として、郵送貸出・宅配、電子リソースの推奨、電話やメールでのレファレンスをはじめとした非来館型サービスの提供状況について、集計結果と特徴的な取り組みがまとめられています。その他、各都道府県から発出されている図書館に対する休業要請の動きについても記載されています。
同調査のデータは、saveMLAKのウェブページからダウンロードができます。また、調査の根拠となった図書館や地方公共団体のウェブページの中で可能なものはInternet Archiveに保存され、調査時点のページを閲覧できます。
COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/06)について(saveMLAK, 2020/5/7)
https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/20200507
参考:
saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/04/23)」の結果を発表
Posted 2020年4月28日
https://current.ndl.go.jp/node/40868
saveMLAK、全国の図書館による新型コロナウイルス感染症への対応に関する調査“covid-19-survey”の結果を公表
Posted 2020年4月22日
https://current.ndl.go.jp/node/40818
株式会社カーリル、新型コロナウイルス感染症による全国の公立図書館への影響の調査結果を発表
Posted 2020年4月10日
https://current.ndl.go.jp/node/40747
新型コロナウイルス感染症による都道府県立図書館・政令指定都市立図書館・国立国会図書館への影響(第8報)
Posted 2020年4月21日
https://current.ndl.go.jp/node/40810
新型コロナウイルス感染症による市区町村立図書館への影響:都道府県立図書館が情報提供を実施中
Posted 2020年3月2日
https://current.ndl.go.jp/node/40380