2020年4月9日、国際図書館連盟(IFLA)が、アイルランドのダブリンで開催予定であった2020年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の中止を発表しました。
開催月の8月までに最悪の事態がおさまって安全でオープンで感動的なイベントを実施できるかは不確実である現状に鑑み、IFLAの運営理事会(Governing Board)とアイルランドの国内委員会が決定したものです。会議中に開催予定であった総会については遅くとも2020年11月30日までに開催できるよう日程と場所を調整するとしています。
2021年は予定通りオランダ・ロッテルダムで開催されます。
2022年はニュージーランド・オークランドでの開催が予定されていましたが、会場の整備が遅れており、また、新型コロナウイルスにより準備作業に制限がかかっており、十分な時間が取れないことから、IFLAではニュージーランドの国内委員会と協議し、オークランドでの開催を中止すると発表しています。かわりに、2022年にはダブリンで開催されます。
2023年は、欧州以外の全世界の地域を対象に候補地の募集が行われます。
IFLA World Library and Information Congress 2020 Cancelled(IFLA, 2020/4/9)
https://www.ifla.org/node/92996
参考:
2020年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会はアイルランド・ダブリンで開催:ニュージーランド・オークランドでの開催が2022年に延期になったことを受け
Posted 2019年7月29日
https://current.ndl.go.jp/node/38679