2020年4月7日、オンライン辞書・事典検索サイト「ジャパンナレッジ」は、教育・研究機関や図書館等の法人向けサービスである「ジャパンナレッジLib」で、大修館書店の刊行する『大漢和辞典』を2021年春から提供することを発表しました。
ジャパンナレッジの総代理店である株式会社紀伊國屋書店のプレスリリースによると、新たに提供予定の『大漢和辞典』は、親字5万字、熟語53万語を収録し、昭和初頭の編纂開始から戦争による作業中断を経て、2000年の『補巻』刊行まで約70年をかけて全15巻で完結した漢和辞典です。漢字研究者、中国文学・東洋史研究者にとっての基本図書であり、従来から収録の要望が高かったタイトルであることが紹介されています。
なお、個人向けサービスである「ジャパンナレッジPersonal」への『大漢和辞典』提供は、現時点では未定である、としています。
ジャパンナレッジ版「大漢和辞典」2021年春にリリース!(ジャパンナレッジ,2020/4/7)
https://japanknowledge.com/whatsnew/#news676
ジャパンナレッジ「大漢和辞典」2021年春にリリース(紀伊國屋書店,2020/4/6)
https://www.kinokuniya.co.jp/c/company/pressrelease/20200406120057.html
参考:
ジャパンナレッジに『古事類苑』が登載
Posted 2012年9月24日
https://current.ndl.go.jp/node/21894
日本歴史百科『国史大辞典』のウェブ版がジャパンナレッジで利用可能に
Posted 2010年7月12日
https://current.ndl.go.jp/node/16500