国際図書館連盟(IFLA)の多文化社会図書館サービス分科会とオーストラリア図書館協会(ALIA)、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休館やイベント変更案内の多言語翻訳版を作成していると発表

2020年3月24日、国際図書館連盟(IFLA)の多文化社会図書館サービス分科会(Services to Multicultural Populations Section)は、オーストラリア図書館協会(ALIA)と共同で、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休館やイベント変更案内の多言語翻訳版を作成していると発表しています。

若手図書館員のための活動を行っているIFLAの“New Professionals Special Interest Group”や国際学校図書館協会(IASL)といった国際的な図書館ネットワークも協力しています。

30か国語に翻訳したものが無料で利用可能で、自館に合わせた編集も可能となっています。対象言語は拡大中としていますが、他の未翻訳の言語、特に、インドのパンジャブ語・カレン語に翻訳するための支援を求めているとしています。

COVID-19 – Translated language resources available for libraries to communicate with communities(IFLA, 2020/3/24)
https://www.ifla.org/node/92972

Multi-lingual communication resources(ALIA)
https://www.alia.org.au/australian-libraries-responding-covid-19#Languages

参考:
オーストラリア図書館協会(ALIA)、新型コロナウイルス感染症への国内の図書館の対応状況や公衆衛生・渡航等に関する公的情報の共有を目的としたウェブページを公開
Posted 2020年3月16日
https://current.ndl.go.jp/node/40502