昭島市民図書館つつじが丘分室(愛称・新幹線電車図書館:東京都)、2020年3月27日をもって閉館:閉室後の車両の今後については未定

2020年2月1日、東京都の昭島市民図書館が、同館つつじが丘分室(愛称・新幹線電車図書館)を、2020年3月27日をもって閉館すると発表しました。

昭島市民図書館の新図書館が3月28日にオープンすることによるもので、閉室後の車両の今後については未定としています。つつじが丘分室所蔵の資料は、新図書館で利用できます。

報道によると、廃車となった東海道新幹線の0系の車両を購入し、1992年に図書館として開館させたもので、半分が図書スペースで、残り半分は営業運転時に使われていた座席がそのまま設置されているとのことです。

つつじが丘分室 閉館のお知らせ(昭島市民図書館, 2020/2/1)
https://www.library.akishima.tokyo.jp/info/?id=56

昭島市の「新幹線電車図書館」閉館 初代車両「0系」改装で人気も(J-CASTニュース, 2020/2/20)
https://www.j-cast.com/trend/2020/02/12379441.html

参考:
使われていない建物等を改装してつくられた秀逸な図書館10館(記事紹介)
Posted 2012年8月16日
https://current.ndl.go.jp/node/21632
※チリの電車を改装したBiblio Trenes

長野県の松川村営の安曇野ちひろ公園「トットちゃん広場」に「電車の図書室」もオープン
Posted 2016年7月28日
https://current.ndl.go.jp/node/32263
※長野電鉄から譲渡された車両を利用