伊賀市上野図書館(三重県)、2020年2月の「忍者市月間」以降「忍者図書館」仕様に変身することを発表

2020年1月31日、三重県の伊賀市上野図書館が、2020年2月の「忍者市月間」以降、同館が「忍者図書館」仕様に変身することを発表しました。

これは伊賀市が2020年2月を「忍者市月間」として、忍者に関する様々な関連行事を行うことの一環として取り組まれるものです。「忍者図書館」仕様となった同館では、次のような「忍術(企画や取り組み)」が実施されます。

・忍者(マネキン)参上:図書館内に隠れた大小の忍者を探す企画
・忍者のしおり登場:伊賀市のマスコットキャラクター「にん太」と「しのぶ」のしおりを配布
・2階展示コーナーで 学びの術:2019年12月に三重県指定文化財として答申された「伊賀甲賀山論関係文書」を展示
・忍者の本 設置場所を案内するの術:通常時に配架された場所の紹介も含めて忍者に関する本を展示
・にんじゃのえほんコーナー できたの術:1階児童書架に忍者が出てくる絵本を集めた常設コーナーを新設
・チャレンジ忍者クイズ:児童書架の棚の上に「忍者からの挑戦状(5つのクイズ)」を設置
・観光をお助けするでござる:忍者関連のチラシやパンフレット、イベント情報誌等のコーナーを設置
・レシートに隠れてますの術:貸出手続き時に「忍者図書館」の文字が隠された「返却日のしおり」を配布
・手裏剣くばるの術:おりがみなどで作った手裏剣を配布
・忍者文字あらわれるの術:カウンターの案内やえほんコーナー内に忍者文字

三重県伊賀市は、伊賀流忍術発祥の地であることを認識し、忍者の歴史文化や精神を継承するとともに、忍者を活かした観光誘客やまちづくりを行うことをめざして、2017年2月22日に「忍者市」を宣言しました。

忍者図書館(伊賀市の図書館・図書室,2020/1/31)
https://www.iga-library.jp/?p=6647

忍びとくらし(伊賀市の図書館・図書室,2020/1/31)
https://www.iga-library.jp/?p=6710

「2月は「忍者市月間」」『広報いが市2020年2月1日号』 [PDF:1.4MB]
https://www.city.iga.lg.jp/cmsfiles/contents/0000007/7323/006-007.pdf#page=2

参考:
伊賀市上野図書館(三重県)・伊賀鉄道、ハロウィンをテーマに「おはなしでんしゃ2」を運行
Posted 2019年10月9日
https://current.ndl.go.jp/node/39221

伊賀鉄道、「図書館列車」の運行を開始
Posted 2009年10月19日
https://current.ndl.go.jp/node/14966