群馬県の渋川市立図書館や愛知県の蒲郡市内の学校で、使わなくなった目録カードボックスを用いた「おみくじ企画」が行なわれています。
渋川市立図書館では、2020年1月31日から3月14日まで、「バレンタインデー恋おみくじ♡」が行われています。同館の広報担当が、同ボックスを「神社仏閣にあるおみくじ棚」と勘違いしたことがきっかけとなった行われているイベントです。
カウンターで引いた「おみくじ棒」の数字に該当する棚の番号の引き出しから1枚、おみくじをひくことができます。おみくじには、広報担当が作成した「恋に関するおすすめ本案内」と、その本を引き当てたことから推測される恋の運勢が書かれています。
また、蒲郡市立図書館の指定管理者であるNPO法人ブックパートナーの2月1日付のTwitterでは、市内の学校において、おみくじで引いた番号の引き出しに入っている、学校図書館支援員が選んだお薦め本を読むという企画が行われていることが紹介されています。
@shibukawa_tosho(Twitter, 2020/1/30・1/31)
https://twitter.com/shibukawa_tosho/status/1222805049505538051
https://twitter.com/shibukawa_tosho/status/1223049797961039872
『しぶかわ市立図書館だより』419号(2020年2月)
http://www.library.shibukawa.gunma.jp/pdf/shibukawa/202002.pdf
@Book_Partner(Twitter, 2020/2/1)
https://twitter.com/Book_Partner/status/1223432164181544960
参考:
E2190 – 三角コーンが結ぶふたつのまち:小樽・渋川コラボ展示の経緯
カレントアウェアネス-E No.379 2019.11.07
https://current.ndl.go.jp/e2190