大阪市立中央図書館、「大阪市立中央図書館施設活用構想」を策定

2020年1月8日、大阪市立中央図書館が、「大阪市立中央図書館施設活用構想」(令和元年9月付)を策定したと発表し、同館ウェブサイトで公開しています。

同館の1996年のリニューアルオープンから23年経過し、新しい時代の社会変化を踏まえ、基礎自治体では最大級の延床面積を有する中央図書館の施設の在り方について、新たなニーズと役割、可能性を検討することが求められていることから、新たな市民ニーズ・時代のニーズに対応する施設活用策を検討するため、図書館学や市民コミュニティー等に造詣の深い有識者から幅広い意見を聴取し、さまざまな可能性を検証したうえで策定したものです。

「Hon+α!(ほな!)」 を整備コンセプトとした施設活用の基本的な方針として、(1)市民参画・市民交流のできる空間、(2)新しい機能のある利便性の高い空間、(3)新しい魅力のある空間、(4)インターネット接続が保障された空間、(5)明るく外から見える空間、の5点が掲げられています。

整備コンセプトの「Hon+α!(ほな!)」は「そのまま読むと「ほんプラスアルファ」となります。これは、図書館では本などの資料だけでなく、 人やネットワーク情報との新しい出会いがあり、未知の世界の発見ができる場所であることを表現しています。また、続けて読むと「ほな」となり、大阪弁で「ほな行こか」、「ほな何かしよか」など能動的に呼びかける意味もあります。さらに、分解すると、Happen(何かが起こり)、Open(広がり)、Networking(つながっていく)となる、様々な意味を込めた言葉です」と説明されています。

大阪市立中央図書館施設活用構想」を策定しました(大阪市立図書館, 2020/1/8)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jonmk6bkf-510#_510

大阪市立中央図書館施設活用構想(大阪市立図書館)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1641

大阪市立中央図書館施設活用構想(令和元年9月) [PDF:2.72MB]
https://web.oml.city.osaka.lg.jp/data/kousou1909.pdf