文学通信、デジタル学術空間に関する単行書の全文を公開

2019年12月18日、人文学書の出版社で人文学情報のニュースサイトも手掛ける文学通信は、同社が刊行を手掛ける単行書『デジタル学術空間の作り方 仏教学から提起する次世代人文学のモデル』の全文公開サイトをオープンしたと発表しています。

全文及び各章のPDFファイルが同社の「文学通信リポジトリ」上で公開されており、無料でのダウンロードが可能となっています。

下田正弘・永﨑研宣編『デジタル学術空間の作り方 仏教学から提起する次世代人文学のモデル』全文公開サイトを、公開しました(文学通信, 2019/12/18)
https://bungaku-report.com/blog/2019/12/post-654.html

下田正弘・永﨑研宣編『デジタル学術空間の作り方 仏教学から提起する次世代人文学のモデル』全文公開サイト(文学通信)
https://bungaku-report.com/sat.html
※PDFファイルへのリンクが掲載されています。

オープンアクセス出版『デジタル学術空間の作り方』が刊行されました(digitalnagasakiのブログ, 2019/12/18)
http://digitalnagasaki.hatenablog.com/entry/2019/12/18/024121
※編者の永﨑氏によるブログ記事です。同書が科研費事業の成果報告という位置付けの刊行物であり、オープンアクセスでも入手できるようにしたことが紹介されています。

参考:
文学通信、歴史情報学に関する単行書の全文を公開
Posted 2019年4月1日
https://current.ndl.go.jp/node/37922

文学通信、「文学通信リポジトリ」を公開
Posted 2019年3月12日
http://current.ndl.go.jp/node/37760

笠間書院、出版した単行書をオープンアクセスで公開
Posted 2017年11月29日
http://current.ndl.go.jp/node/35073

※情報源を追記しました。(2019/12/18)