2019年12月17日、韓国国立中央図書館(NLK)と国際放送を行なっているアリラン国際放送が、業務協約を締結したと発表しています。
締結内容として、
・韓国の知識資源の収集・保存を目的とした寄贈・寄託
・放送映像資料の保存・活用を目的としたデジタル化及び共有のための協力
・放送映像資料の整理及びサービス標準化のための教育・技術情報に関する交流
・知識資源の共有及びサービス活性化を目的とした広報業務等での協力
があげられています。
NLKによる国内外の官民の文化芸術機関・個人が所蔵する文化芸術資料のデジタル化支援事業の一環で、アリラン国際放送はNLKに対して映像資料約9万8,000点、放送台本約1,000点を寄贈・寄託し、NLKは、これらの資料を図書館の情報サービスに活用します。
また、2020年8月には、アリラン国際放送が運営するアリランTVの放送ネットワーク構築20周年を記念し「大韓民国国際放送20年」展をNLKの企画展示室で実施する計画です。
국립중앙도서관-아리랑국제방송 간 업무협약(MOU)식 개최(国立中央図書館-アリラン国際放送間業務協約(MOU)式開催)(NLK,2019/12/17)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=10310¬ice_type_code=3&cate_no=4
아리랑TV, 국립중앙도서관 상호 협력 강화를 위한 업무협약 체결(アリランTV、国立中央図書館相互協力強化のための業務協約締結)(アリラン国際放送, 2019/12/17)
http://www.arirang.com/prroom/PrRoom_Press.asp?pSeq=3064
参考:
韓国放送公社、韓国国立中央図書館と「放送映像資料の寄贈・保存に関する業務協約」を締結
Posted 2017年2月28日
https://current.ndl.go.jp/node/33554
韓国国立中央図書館(NLK)、国内外の機関・個人等が所蔵する文化芸術資料を対象としたデジタル化支援事業の受付を開始:2020年12月までに約10万件をデジタル化
Posted 2019年11月20日
https://current.ndl.go.jp/node/39545